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今日は土曜日。新婚夫婦にとっては待ちに待った日でしょう。 言わずとも、この二人も・・・ 「シンジィ~! 一緒にお風呂入ろっか?」 「う~・・・ん」 と中途半端な返事をする。 温泉などでは一緒に家族風呂に入ったことがあるので別に恥ずかしい訳ではない。 問題なのは二人一緒に入るにはこの家の風呂が狭い事である。 案の定、狭い。実際二人で湯船につかるとお互いの脚を絡ませて入らなければいけない。 「やっぱ、狭いね・・・」 「うん」 「じゃ、アタシが先に体洗うから、その間ゆっくり浸かってなさい!」 ゴシゴシ シャカシャカ ワシャワシャ (・・・20分経過・・・) 「まだぁ、アスカ?」 「うっるさいわね~!乙女の柔肌はデリケートなのよ! 時間が掛かるの! それくらい判りなさい!」 「乙女じゃないくせに・・・」 「!! なんか言った!?」 「いえ、別に・・・」 「人の大切なもの奪っといて、そういう事言うんだから! やっぱりバカシンジだわ!」 本音を言えば今日は土曜日。明日は当然休みなので、夫婦の営みには最適な日である。 アスカも気合が入り、いつもより念入りに体を洗う事としたのであった。 (・・・30分経過・・・) (そろそろ、いいかな?) 「シンジ、いいわよ 交代ね! アンタもしっかり洗いなさい・・・っよ!!」 振り返ったアスカは、かな~~~り驚いた。 目の前には、湯船の中で真っ赤な茹でダコになったシンジの姿があった。 「ちょ! ちょっと! バカシンジ!! なにやってんのよ~!」 「・・・オッファ~・・・」 とりあえず、アスカの介抱により無事に済んだシンジであったが、 今週の夫婦の営みはお預けになったそうだ。 めでたし、めでたし 「めでたくなんかないわよ!! くそう・・・ 来週こそは・・・」
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なまえ(ひらがな表記) たかすぎ じろー 名前(漢字表記) 高杉 ジロー 居室 407 年齢 29 身長 159cm 体重 かるい 職業 フリーライター 作成者 sumy(@kikaku_sumy) 指定してもらった設定 指定してもらった設定 見た目ショタ 中身男前 ツリ目 ベッドがあるのに押入れ・クローゼットで寝る 服が大きめ 追加した設定 追加した設定 ミリタリー系が好き 狭いところに潜みたがる 仕事上のPNもジロー 甘いものは大好き(フルオープン) なんかあるたびに有事なら死んでるって言ってくる うるさい 童貞 その他 賑やかし(なツッコミをする人の視界に移りづらい)ホモ(自覚はないしおっぱい大好き)のおっさん(というほどの年齢でもないけどおっさんっていいたい)です。受け攻めに特にこだわりはございません。 何かあればツイッターの方へどうぞ。鍵ついてますが怖い人ではありません…多分…(˘ω˘)
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晩年の夫婦 「ゆっくりしていたねぇ……」 「むきゅう、ゆっくりしていたわ」 森の奥にある大木の根。 ここに二匹のゆっくりが住んでいた。 帽子はガサガサ、髪は所々が痛んでおり、美ゆっくりとは対極のまりさ。 飾りの取れた帽子、片側の髪を結んでいた紐もなくなり、歩行もしなくなったためにあんよは乾燥してひび割れたぱちゅりー。 二匹は最後の巣立ちを見送り、ゆっくりしているところだった。 「最後のまりさはずっとぱちゅりーから離れないから、もうおうちを出て行かないかと思ったよ」 「むきゅ、甘えん坊なだけよ、本気になればまりさにも劣らない立派なゆっくりになるわ」 「ゆゆっ!まりさはまだまだ現役だよ!」 「むきゅきゅ、ごめんなさいね」 ぷくーっをしながらもその目に怒りは微塵もなかった。 むしろ本当に仲の良いゆっくりのじゃれ合い。 「さて、そろそろ狩りに行って来るよ」 「むきゅ!?そんな身体じゃ無茶よ!」 ぱちゅりーの静止も虚しく、いつも通りに身支度をする。 「ぱちゅりー、おちびちゃん……もうおちびちゃんじゃないね、まりさやぱちゅりーが出て行ったからってずっとゆっくりするのは良くないよ」 「むきゅう……」 「まりさ達はもう赤ちゃんを作れないだろうけど、生きている間はゆん生を謳歌するんだよ、その為には今日のごはんさんを採りに行かないとね!」 「むきゅ、わかったわ!じゃあお弁当を持ってくるわね」 洞窟の奥から葉っぱに包まれた荷物をまりさに手渡す。 「今日のお弁当はいもむしさんと苦い野草、デザートは野苺よ」 「ゆゆっ、野苺さんはゆっくりできるね、ありがとう!いってくるね」 辛うじて跳ねはするものの、もはやぽいんぽいんと言った軽快な音はなく、空気の抜けかけたボールが跳ねるような音だった。 広場 そこにはバッタと格闘するまりさの姿があった。 「ゆふぅ、バッタさんはゆっくりしていないね」 昔はバッタなど容易に狩る事ができ、長からはバッタ絶滅保護法が施行された程の腕前だったのだが…… 「ぱちゅりーがお腹を空かせているから、バッタさんはゆっくり捕まってね!! ゆびっ!」 顔面からのナイスランディング。 まりさの腕も落ち、周囲にはまたバッタの群れがやってくる程になっていた。 「くささんにどんぐりさんしかとれなかったよ、ぱちゅりーとの約束だったのに……」 帰宅の足取りは重かった。 「むきゅ、お帰りなさい!」 「ただいま……」 帽子を反転し、ボトボトと今日の成果を降ろす。 「ごめんね、これだけしか取れなかったよ」 「むっきゅん、もうぱちゅりーもそんなに食べないし大丈夫よ!」 今にも泣き出しそうなまりさを、ぱちゅりーは優しく諭した。 備蓄はまだあるし、質こそイマイチだがまりさの採って来るごはんの量も思っていたより十分だ。 ぱちゅりーは落ち込むまりさを勇気付けるように、寄り添いあってすーやすーやを始めた。 季節は白い雨の降る冬になった。 おちびちゃんは元気にしているかな。 まりさったら、もうおちびちゃんじゃないのよ。 そうだったね、でもまりさとぱちゅりーにとってはずっとおちびちゃんだよ。 そう言われてみればそうね、むきゅきゅ。 どんぐりさんとコオロギさん、余っちゃったね。 まりさが頑張りすぎるからよ。 ぱちゅりーがもっと食べるかと思ってたよ。 むきゅ、ぱっちぇは小食よ、失礼しちゃうわ。 春になったらおちび……まりさとぱちゅりーに会いに行こうか。 そうね、あのぱちゅりーは森の賢者になれているかしら? ゆふふ、まだおうちを出てから半年も経ってないよ、でももしかすると狩りの得意なぱちゅりーになってるかも。 あらあらぱちゅりーなのに?じゃあまりさが森の賢者になっているかもしれないわね。 ゆふぅ、おはようをしたばかりなのに眠いよ…… むきゅっ、無理は良くないわ、ゆっくりおやすみなさい。 うん、ごめんねぱちゅりーだけ寂しい想いをさせて。 ううん、ぱっちぇも少し眠いの、一緒にすーやすーやしましょう。 ……ぱちゅり、そろそろすーやすーやしよう。 そうね……ねぇまりさ。 ゆん? ぱっちぇは凄く幸せだわ。 ゆふぅ、ゆっくりおはよう。 ………… ぱちゅりー? ………… いつもまりさの事をあわてんぼうって言ってたのに、最後の最後でぱちゅりーの方があわてんぼうだったね。 ………… まりさの我侭に付き合ってくれてありがとうね、ゆっくりしていってね! ………… あっ、おちびちゃんにスズムシさんの採り方を教えてないや…… ………… おちびちゃんがバッタさんばかり採ったら、また長に怒られちゃうね。 ………… ぱちゅりー、次も一緒にゆっくりしようね。 ………… ゆっくり……していって……ね…… ………… ゆっくり達にある噂が広まっていた。 ドスをも思わせる強大な体のぱちゅりー、豊富な知識と発想を持つまりさ。 この姉妹が管理する伝説のゆっくりぷれいすがあると言う。 ただそのゆっくりぷれいすは極端にバッタが少ないとか。 あとがき 作風検討のための試作品です。 空気を読めなくてごめんねー 今までの作品 おやさいやるよ 書いた人 MFYP(Most favorite yukkuri is Patchouli) おまけーね む、むきゅ……ねぇまりさ? ゆ? ぱ、ぱ、ぱっちぇをおよめさんにしてほしいの! ゆゆゆゆゆ!? ………だめかしら? ゆ!そ、そんなことないよ!まりさもぱちゅりーがだいすきだよ! むきゅ!まりさ……ありがとう! まりさはぱちゅりーのためにまいにちばったさんをいっぱい、いーっぱいとってくるよ! やくそくするよ!
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母 2003年 母,逃亡するが富士の樹海で遭難する。 樹海で猫(のちの白)とあの天才漫画家!秋元治に出会う。 食料がないので、白の糞を食べるというはなれ技を習得する。 2004年 樹海から奇跡的生還する。白を持ち帰る。 父 2007年 6月27日朝鮮に拉致される。
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そらジロー 日テレお天気キャラクター 性別 オス 生息地 日本テレビ 性格 わりと前向き 趣味 観天望気 決め技 回転ジャンプ※ジャンプによる消費カロリー1日300kcal そらジローの観天望気
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▽下へ/口トップへ topic ご夫婦・ママ・パパタレントさん篇。 / ママ・パパブログ / 子育て / お弁当 / 子供 / ニュース / 投票 ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ feedreader プラグインエラー 正常に取得できませんでした。 ▽下へ/口トップへ 好きなママタレントさんは? 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 ともさかりえさん 0 (0%) 2 桃華絵里さん 0 (0%) 3 浅田好未さん 0 (0%) 4 羽野晶紀さん 0 (0%) 5 辻希美さん 0 (0%) その他 投票総数 0 ▽下へ/口トップへ
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「正月ムサシ」の詳細 画像 属性 クール フック 新春 説明 身を正し心穏やかに。正月と浮かれて成すべきことを為す。 似たようなことだまっち ムサシ コジロー
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平成夫婦座談 第02回 "大神"プレイ感想 さてと、 4日でプレイタイム40時間は立派な廃人だと思います。 ですよね。一週間ぐらい持たせるつもりで始めたのにおかしいな。 いやいやご冗談を。 「章の区切りまでやろう」→「新しい土地はやることいっぱい」→「気がつけば朝」。無限ループって怖くね? 待てができないワン子以下ですな~。 アマ公ふさふさだよアマ公。 さばっちのペースではいつまでも本題に入れないのでささっと進めちゃおうと思います。 とは言ったもののまず何から書けばいいの?総評とか? そうだな、まぁ総評としては、聞きしに劣らぬ名作だったね。 …終わり? 終わらないよ!流石にこれだけじゃ終われないよ! ですよね~。じゃあ具体的にどの辺がよかったとか。 最大の売りである"筆調べ"はやっぱり楽しかったね。アクションと戦闘の両面を見てもこのシステムはよかった。 落書きするのは楽しかったよね~。 アクション含め、全体的なストーリーも難しすぎず、ぬるゲーマーでもいろいろ筆調べを試せばなんとかなるのはありがたかった。 さばっち何度か攻略サイト見てなかった? なんでバラすの!?俺がぬるゲーマー以下ってなんでバラすのっ!? 次はじゃあ、戦闘? うん、十二連射レーザー銃強すぎワロタ。 たしかにあの性能は割りと反則だったね~。 えーっと、まぁそういう装備があるわけなんだけど、射程無限でオートロックオンで最大十二連射だから、チマチマと当てていけばいつかは勝てるわけなのですよ。 誰に説明してんの? いや、数少ない読者にね。一応これ公開用だから。 へぇ~。 他人事みたいな反応は勘弁してください。 はっはっはー。それで、戦闘はレーザーのことだけ? 筆調べに一つバランスブレーカーがあったね。4秒間自分以外を極端に遅くする能力、おまけに重ねがけも可能。 無限墨とコンボしちゃえば「ずっと俺のターン!」だもんね。 通常は墨が切れると一定時間筆調べが使えなくなるけど、その墨を一定時間使い放題にするアイテムが普通に店で売られてるから、ちょっと強い敵にはこのコンボで安定。悪く言えばパターン化。 「我々の戦闘力はオロチの10倍です」と豪語してたクサナギ伍が手も足も出なかったもんね~。 それでもボス戦ではなんらかの工夫がないとダメージが与えられなかったりとある程度のカバーはあったかな。 そーそー、オロチといえば結局3回もオロチと戦ったよね。 3回とも強さが同じって言うのは流石にどうかと思ったかなー。倒し方がパターン化しちゃうのはよろしくない。 散々「強い強い」って煽ってた100年前のオロチも倒し方は一緒だったしね~。 100年前っていえばあれだね、シャクヤちゃん可愛すぎだね。 うわー、ロリコンだー。 露骨に引いたような反応も勘弁してほしいな。泣きたくなるから。 他には~…、ラスボスはどう? 持てる能力を全て使うってのはラストバトルにはありがちではあるけど、なかなか楽しい戦闘だったと思うな。 戦闘とは関係ないような光明や月光も使ってたもんね~。 でも正直、あの形状は微妙だった。 ロボだったよね。 ロボっていうかー、なんだろう?レジギガスwwwみたいな? あー、それっぽいかも~。 せっかく和の雰囲気が生かされてるゲームなんだし、妙にSF要素を入れるのはかぐや姫だけでよかった気がする。 タケノコロケット! かぐや姫のみならず、スズメのお宿や龍宮城なんかもあったのは面白かったよね。 スズメの親分は面白かった~。 総じてキャラは魅力的だったと思うな。筆神様の登場シーンとかも面白くて好きだわ。 でもあのキャラは微妙じゃなかった? ウシワカ イズ ヒア! それそれ。 とりあえず印象が薄かったんだよね。序盤とか主に邪魔っぽいことしかしてなくて、ラストシーンだけいいとこ持ってこうとしてもねー。 しかも死んでなかったしね~。 まぁあそこで死んでても割りと感動は薄かった気がするけど。やっぱり過程あっての見せ場こそが輝くんだよ。 イッスンはカッコよかったもんね~。 やっぱりイッスンが最後にいいとこを持っていってくれたおかげでラストシーンが盛り上がったね。 じゃあ最後にさばっちお待ちかねの音楽。 和楽器萌え。 などと意味不明な発言をしており、警察側は精神鑑定を検討とのこと。 基地外か。ついに基地外扱いか。 ついにっていうか、今更って感じだよね。 待って!話が脱線しそうだよ!音楽の話だよね!? 好きな曲とかは? "イダテンと競争"とか"両島原"みたいな疾走感あるのもいいし、"龍宮"や"神木祭り"みたいな雰囲気のもいい。 "大神降ろし"の音楽もすごいよね~。 ぶっちゃけそれが一番好きかな。サントラには150曲ほど収録されてるみたい。 買うの? 150曲で5000円弱、十分その価値はあると思うけど、とりあえずサントラは保留してピアノアレンジに手を出そうかと。 さてと、 こんなとこですか。 こんなとこですね。批判点を主に挙げたけど、逆にいえば他は文句のつけようがなかったってことで。 つまんなかったらレビューなんて書かないもんね、さばっちは。 まぁね。 第02回 "大神"プレイ感想 -完- ※このコーナーはフィクションであり、実際の人物・団体はおろか、架空の人物・団体すらも元ネタとは一切関係ありません。
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千葉 紀梨乃は朝暗い中、草を掻き分けつつ慎重に進んでいた。 支給されたデイバックを肩にかけ 右手には、そのデイバックの中にあった 小型のオートマチックピストル(ワルサーPKK)を握り締めていた。 キリノにとって、銃は初めて見るものであり、触ることも初めてだった。 初めてであったが、政府側からの配慮によるものなのか その銃には添付のマニュアルが付いてあり 様々な解説が書かれていた為 マニュアルを読みながら弾丸を装填するのに さほど時間は掛からなかった。 自動小銃の為に撃鉄を起こす必要もないと知り、何とか自分でも使えるこ とをキリノは理解した。 拳銃の感触が現実からの逃避を許さないことも―― キリノは同じ高校、室江高校の剣道部部員達のことを思う。 全員が自分達の信念を守る為に行動する姿が見えてくる。 タマちゃんはきっと正義の味方として、こんな馬鹿げた殺し合いなんかに乗るはずはない。 そして、それは部員全員に言えることでもある。 (みんな――信じてる――) ――そんなふうに考えながら、キリノは琴ヶ崎灯台へ向かっていた。 開始時に周りを見渡して一番最初に目についたのが琴ヶ崎灯台であり 島の端ということもあって逆方向へ向かうと 琴ヶ崎灯台へ向かう機会が無くなり、もし琴ヶ崎灯台に仲間になってくれそうな人物や室江高校の生徒がいたら 取り返しがつかない。 そう考えると琴ヶ崎灯台へ向かうしかなかった。 どれだけ時間が経過しただろうか 実際には1時間もかかっていないだろうが 殺し合いの舞台という強烈なストレスと周囲への警戒をしながらの進行ということで 体感的には3時間以上に感じていた。 着いてみると、琴ヶ崎灯台は遠くで見たよりもでかく思わず圧倒された。 それでもワルサーPPKを構えつつ、キリノは灯台の中へと入っていく。 慎重に足を進めるが キリノは途中で強烈な悪臭を鼻に感じた。 さらに、異臭を嗅ぐと同時に灯台の奥から、まるで獣の呻き声のようなも のが聞こえてきた。 ううぅぅ・・・・・・おおぉぉ・・・・・・ その重低音の声と、あまりの悪臭にキリノは鼻を左手で押さえつつ、声の 方向へと向かう。 声のする所へ近づくにつれ、悪臭はきつく、声は大きくなっていく。 鼻を必死に押さえながらキリノは一歩ずつ近寄っていき ようやく、悪臭の元と思われる部屋の前へやってきた。 そして、キリノはその部屋の前に立ち―――――― ――――――ノックした。 コンコン 小さく二回ドアをノックすると コンコン と音がする。 「悪いな。使用中だ」 更に低い声で返事が返ってくる。 そう、ここはトイレだった。 「嫌、別に使いたいわけじゃなくて――」 ドアを挟んでいる為 お互いの顔は見えないが、それでも愛想笑いをしながら返すキリノ 「じゃあ、なんの用だ?――ううぅぅぅ――――」 ――ギュルギュル 腹の音なのだろうか下品な音が聞こえてくる。 それにも構わず会話を続ける。 「率直に聞きます!あなたはこの殺し合いに乗るつもりですか!」 「乗らねえよ!!!」 即座に返事が返ってきた。 「良かった、私は室江高校二年 千葉 紀梨乃です。あなたは?」 ――ギュル 未だ聞こえてくる。 「俺は、鈴蘭高校三年 坊屋春道だ」 このプログラムが開催されなかったら、ほぼ出会う事がなかったであろう 二人 一人は剣道部部長 一人は不良高校鈴蘭の頭 共通点は金髪と 自分が人の上に立つような器ではないと思っていること それはおいて、二人がトイレから離れるのはいつのことになるのだろうか―――― 【I-10/琴ヶ崎灯台/1日目-早朝】 【千葉紀梨乃 @BAMBOO BLADE】 [状態]: 健康 [装備]: ワルサーPPK [道具]:デイバッグ、支給品一式、ランダムアイテム残り一つ(本人は確認済み) [思考] 基本:殺し合いはしない。 1:坊屋春道の下痢が収まるのを待つ 2:室江高校のみんなを探す 3:手を鼻から離さない 【坊屋春道@クローズ】 [状態]: 過度の下痢 [装備]: [道具]:デイバッグ、支給品一式、ランダムアイテム [思考] 基本:下痢を治す 1:昨日の牛乳か? 2:一昨日の牛乳か? 3:紙は・・・ある! [その他] 坊屋春道は水が流れないことを知りません。 投下順で読む Next 橋の上の二人
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初出:オカルト板? 長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて 「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」 と言い交わしていた。 しばらくして、婆さんが先に死んだ。 爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。 すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする 爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。 ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。 男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする 「じいさん、じいさん…」 男は答えた。 「はいはい、じいさんはここにいるよ」 最初のうちは答えていた。 けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。 「じいさん、じいさん…」 やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。 「うっせえ! じいさんはいねーよ!」 すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ。 関連:長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて(改変)